文学青年タイプ

脳に腫瘍らしき影があるとか言われると、ついつい、もうじき死ぬのかとか早とちりしてしまいますよね。もうじき死ぬのなら病室にパソコンを持ち込んで最後まで1行でも2行でも小説の続きを書こうだなんて福永武彦のようなことを思いました。絶対成功する見込みのない手術を敢えて受けて自殺しようとは思わないですけど。昭和の頃と違って今や肺結核は不治の病ではなくなりましたね。令和になっても文学青年タイプの考えることは変わらないようですが。